青春のロシア・アバンギャルド@渋谷・Bunkamura 今日は東京出張でしたが、隙間時間を見つけて、Bunkamura ザ・ミュージアムでこの週末より始まった「青春のロシア・アヴァンギャルド シャガールからマレーヴィチまで」に行ってきました。この展覧会はフランスのキュビスムとフォーヴィズムの強い影響を受け、20世紀初頭にロシアで発生した前衛的芸術運動(ロシア・アヴァンギャルド)の画家たちの作品を集めたもの。具体的にはネオ・プリミティヴィズムから立体未来派、スプレマティズム、ロシア構成主義、そしてスターリンの前衛芸術弾圧後の社会主義的リアリズムまでをカバーする内容でしたが、たった20年にも満たない短い期間の中で、20世紀の芸術の革命である抽象化が急速に進み、弾圧で多くの画家が海外に亡命し、一気に消えていく様がよく分かりました。中でも良かったのが、カジミール・マレーヴィチの立体未来派の作品「刈り入れ人」とピロスマニの素朴派の作品。カンディンスキーの作品が一点、それも初期の印象派の影響が強い風景画しかなかったのが残念でしたが、名古屋ではなかなか見られないBunkamuraらしい展覧会で思いのほか楽しめました。