今日は大阪出張でしたが、その移動時間に西澤亮一さんの「社長よりも偉いもの〜新卒に見捨てられた会社の復活物語」を読み終えました。著者の西澤さんは今年30歳になる採用やクレドのコンサル会社の代表をされている方。この本は組織風土改善をテーマとしたビジネス小説の形。ネットベンチャーの企業が新卒採用を行ったところ、ほとんどの社員が早々と退職してしまった事件をきっかけに、ビジョンの明確化や採用活動の見直し、そして最後はクレドの作成を行い、活力ある組織に蘇るという内容ですが、成長期にある企業で如何にもありそうな話でなかなか面白かったです。まあ著者の西澤さんの会社の事業内容そのまんまの我田引水なストーリー展開ではあるのですが、確かにビジョンや行動規範の明確化は重要であるのは間違いないだけに、なかなかの説得力がありました。従業員数が50名くらいになると企業として一つ上のステージに上がるためにいろいろな取り組みが必要になりますが、それがビジョンであり、人事制度の整備なのだと感じます。最近は従業員数50名程度の中小企業の仕事はあまりないのですが、次にそうした規模の仕事が入った際には、久し振りにビジョンや経営計画的な内容を前面に出してみようかなと思ったりしたのでした。